サバのサバイバル

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色々問題もあるけれど「教師」という仕事にはやっぱり感動があると思う

理科の先生

 

このブログのプロフィールにも書いていますが、私は39年間、県立の高等学校で理科を教えてきました。(県庁などの行政機関に勤務した期間も一部ありますが)
定年も超え、再任用で勤務していた途中に大病をして3年ほど前に引退しました。

つまり、最近はブラックな仕事の象徴のように言われてきて、希望者も倍率も下がっている「教師」、いわゆる「学校の先生」だったわけです。

先日、8年前に最後に担任を持っていたクラスで、卒業後も連絡を取っていた数人の卒業生と集まって飲もうかという話になっていました。

その中の中心的な卒業生が、卒業後一度も全体で集まったことがなかったということで、久しぶりにクラスLINEを起動して、当時のクラス全員に声をかけてくれました。

★★★

8年前の高校の卒業生ですから、今はほぼ全員が26歳。仕事も忙しい盛りのそれも日曜日の夜だったのですが、39人中15人もが集まりました。

急な声掛けだったにも関わらず、この人数が集まってくれたことにまず驚きと感動です。

ほとんどの生徒とは卒業以来の再会でしたが、もう会った瞬間から当時の感覚に戻ってしまいます。

とはいえ、実際には8年という時間が経過しているわけですから、全員が大学を卒業し、それぞれの進路に進んでいます。

国公立大学の大学院や学部を卒業して大手メーカーやコンサルティング会社に就職した人、公務員になった人。有名私大を卒業して大手IT企業や損害保険会社に就職した人、雑誌の編集者や、県立高校の先生や保育士になった人。
かたや会社員ではなく、ダンスや自営業など、自分の夢を追いかけている人。
などなど・・・
また、最近結婚したばかりの人も数人いて、それもおおいに盛り上がりました。

みんな、若いながらも自分の人生を見つめながらしっかりと生きていました。

そんなこんなであっという間の数時間でしたが、本当に楽しい時間でした。

急遽集まった小さな同窓会でしたが、
「この仕事をやってきて良かったな」と思えた時間であり、
もっと極端に言えば
「こういう場面があるなら生きていける」
と思えた時間でした。


最初にも書きましたが、最近はすっかりブラックの代表のように言われることもあり、昔と比べてすっかり人気も無くなっている「教師」という仕事ですが、どんな仕事をしていても大変な部分やつらい事はあるものです。

単にお金を稼ぐだけではなく、「やりがい」や「達成感」で言えば、「教師」は今でも十分にそれがある職業なんだろうと思います。
まだまだ勤務時間や待遇面に多くの問題もあるのは確かですが、それを吹き飛ばすほどの価値がある仕事だろうなと個人的には思っています。


40年近くこの仕事で働いてきた、一応先輩としては、今現在、大学生や高校生の皆さんには、もう一度この「教師」という仕事を見直して欲しいなと思います。

子供たちの成長を見守ることや、理科でも国語でも英語でも、自分の好きな学問を子供たちに教えたり、自分もより深く勉強したりする事が好きなら、「教師」になってみるという選択肢はありませんか?
きっと教える側の人生にも感動する場面がたくさんあると思います。

色々な問題もある事は承知のうえで、あえてこの「教師」という職業をお勧めします!