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読書「機龍警察 狼眼殺手」 月村了衛著

狼眼殺手表紙


月村了衛著 「機龍警察 狼眼殺手」 (ハヤカワ・ミステリワールド) を読んだ。

これまで紹介した「機龍警察〔完全版〕」~「機龍警察 火宅」 に続く機龍警察シリーズ第6作であり、2017年9月発刊


最近、本の紹介は「機龍警察」シリーズばかりで申し訳ない 🙏🙏🙏


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前回、「機龍警察 火宅」の記事の最後で、この「機龍警察 狼眼殺手」と「機龍警察 白骨街道」はまだ文庫化されていないので、どうするか迷っていると書いたが、結局購入 🙄😨

「機龍警察 狼眼殺手」はKindle版なら 1,045円なので、値段はちょっと高い文庫本並み。
リアルな単行本 (ハヤカワ・ミステリワールド版) は 2,000円する。
まあ、今時これくらいはするよね。Kindle版はデータだけなんだから多少安くて当然。
Audible版はキャンペーンでなんと 0円。ただ聞くだけでは私なんかは内容が理解できないだろうな。


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題名の「狼眼殺手」は「ろうがんさっしゅ」と読む。
香港・マカオで活動している殺し屋。香港で「狼眼殺手」と呼ばれている。

どうやらその「狼眼殺手」が日本に侵入し、計画的な暗殺を続けているらしい。

「機龍警察」シリーズも6作目となって、いよいよ「警察大河小説」ともいえるものになってきた。

これは前回の記事で書いたが、「機龍警察 火宅」の解説で、作家の円城塔が「気になったところから読めばよいのではないか」と書いていたが、いよいよ大河小説となってきたことを考えると、やはり最初からの流れを把握しながら読んだ方が断然楽しめると思う。


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毎回書いているが、ミステリー要素が強いので、内容にはあまり触れないが、ほんの少しだけ。

もはや主人公たちが属する警視庁特捜部が戦うのは、小さなテロ組織や暴力団などではなく、国家的な陰謀や、作中で「敵」と呼ばれるこちらも国家レベルの謎の集団ということになってくる。

そして、この物語の中心的なSF的ガジェットである「機甲兵装」や「龍機兵」(ドラグーン)の戦闘シーンはメインでは無くなっていき、警視庁特捜部メンバーの人間・警察ドラマという面が一作ごとに強くなってくる。

モビルスーツのような「機甲兵装」や「龍機兵」が登場するバトルシーンを期待する人には残念かもしれないが、ずっと読んでくると子供っぽい戦闘シーンよりも人間ドラマの方がずっと面白くなってくる。
そういう意味でも、最初から読むのをお勧めしたい。


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実は、次の「機龍警察 白骨街道」も購入済み。
(こちらもKindle版なら 1,045円、単行本 2,000円)

ただ、これを読んでしまうと、もう次が無くなってしまう。
話は完結していないらしいので、

早く続編を出してください > 月村了衛さん!

 

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以下の3冊は文庫版なので、筆者インタビューやエッセイ、「自作解題」という著者による解説等の「おまけ」が収録されていない。

 

 

以下の2冊は「ハヤカワ・ミステリワールド版(単行本)」なので「おまけ」が収録されている。

 
 
「おまけ」の詳細については、過去記事を参照されたい ⬇️
以下の作品には、文庫と単行本の違いは無いらしい。