
ITエンジニアの端くれ著「うつ病で社会から消えて:回復しないまま、それでも」(Amazon)を読んだ。
著者の「ITエンジニアの端くれ」氏は、Csideというハンドルネームで「Twitter 以上、ブログ未満」というはてなブログのページも持たれている ⬇️(この後 Csideさんとさせて頂く)
私がCsideさんと知り合ったのは、今年(2025年)3月に、Chromeの拡張機能「はてなのお知らせ」が使えなくなったとき。
Chromeブラウザに、コメントが付いたとか読者が増えたとかといった「はてなのお知らせ」を小さく知らせてくれる機能で便利に使っていたのだが、突然使えなくなって困っていた。
そのことをXに投稿したところ、ほぼ同じ機能を持つChrome拡張を作ったよと連絡を頂いたのが Csideさん。
素早い対応に、さすがプロのエンジニアさんだ!と感謝し、Csideさんと相互フォローの関係になっていた。
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ところが、Csideさんのブログを読ませてもらうと、うつ病で長い間闘病中とのこと。
その Csideさんが、先月本を出されたということで、さっそくKindle版をダウンロードはしたのだが、ドタバタしておりようやく読了した次第。
題名からわかるように、うつ病で会社を辞めてから7年間の事が書かれている。
ご本人が本の紹介をされたページを引用させて頂くと、
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この本はいわゆる「闘病記」ではありません。
うつ病の悪化によって会社を辞めてから 7 年間、社会的に孤立した自分の考え事をまとめた、エッセイ集になります。
書いたことの例:
「うつは気の持ちよう」というレッテルとは
なぜ、闘病のような「マイナスをゼロに戻す努力」は評価されないのか?
世の中は「輝かしい回復の物語」だけではない
仕事を辞めたら、人生は「終わり」なのか?
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重い内容でもあり、私がどうこう言えるような立場でもないが、最後まで読んでもらえば、少しだけ前を向かれていることが感じられて、こちらも少し明るい気持ちを持つことができた。
本文から少しだけ引用する。
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無職になっても人生は終わらなかった人間がここにいるということを思い出してくれると嬉しい。未来を悲観し、死ぬことさえ考えた人間が、それでもささやかな光を見つけながら、なんとか生き延びているという事実を。
人の人生はそう簡単には詰まないし、終わらないのだ。レールから外れたその場所にも、名前のない道はちゃんと続いている。
ITエンジニアの端くれ. うつ病で社会から消えて: 回復しないまま、それでも (p.70). Kindle 版.
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紙の本は928円だが、Kindle版はなんと0円
(購入はAmazonでのみ可能)
Csideさんによると「どちらを買っても私にはお金はほぼ入らないので、お好きな方をどうぞ」とのこと。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみて欲しい。
