今日はちょっと変わった話題で、「地質時代の憶え方」なんてやつを・・・
地質時代とは
「サピエンス前史」は、文章は平易で読みやすいのですが、用語は厳密で、本文中には、「古生代シルル紀には歯を持つ魚が出現し」とか「ジュラ紀後期の地層から化石が発見されている」などどいう記述が頻繁に出てきます。
その下にはさらに「世」もありますが、ここでは「紀」までということにします。
地質時代の区分
地質時代(顕生代)の区分です ⬇
地質時代の憶え方
ネットなどを探すと色々と出てきますが、ここでは以前からあったものに、私が少しアレンジしたものを。
古い方から、
カオルシデ/石炭ペルム/三ジュ白/古三新三/第四紀ナウ
(読み)
かおるしで/せきたんぺるむ/さんじゅはく/こさんしんさん/だいよんきなう
一応、5・7・5・7・7になっていて形は「短歌」?です 😮
やはりこのリズムが頭に入りやすく、最後もあえてダサい感じで印象に残るように「ナウ」と付けつつ、7文字にしています。
細かく説明すると、
カ(カンブリア紀)
オル(オルドビス紀)
シ(シルル紀)
デ(デボン紀)
石炭(石炭紀)「せきたんき」
ペルム(ペルム紀)
⬆️ ここまでが「古生代」(こせいだい)
ジュ(ジュラ紀)
白(白亜紀)「はくあき」
⬆️ ここまでが「中生代」(ちゅうせいだい)
古三(古第三紀)「こだいさんき」
新三(新第三紀)「しんだいさんき」
第四紀(第四紀)「だいよんき」
⬆️ ここまでが「新生代」(しんせいだい)
ナウ そして "今" も「第四紀」ナウ!😃
★★
「 "シ" ってなんだっけ?」
ということになってしまう訳ではありますが・・・🤔
年代
表に示した3つの年代が頭に入っていると、およその時間的な感覚がわかりやすいと思います。
★生物種が一気に増えた(カンブリア爆発)といわれている、
「古生代の始まり 5.4億年前」
「中生代の始まり 2.5億年前」
「新生代の始まり 6600万年前」
基本的に「代」の末には大絶滅が、「紀」の末にもかなり大きな絶滅が起きています。
(というか、その絶滅を地質時代の境目としているわけですが)
まとめ
「ジュラ紀」あたりは恐竜がいた時代ということで、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
映画「ジュラシック・パーク」は「ジュラ紀の公園」という意味になります。
とはいえ、多くの方々にとって現実的にほとんど関係のない話題でしたね・・・ 😊
「地学基礎」や「生物」を選択している高校生だったら、テストに向けて少しは役に立つかもしれません。
マニアックな話題で失礼しました 😁