読書 「巨人たちの星シリーズ」 ジェイムズ・P・ホーガン

最近はもっぱら電子書籍ばかりで、あまり書店にも行っていなかったのですが、今日久しぶりに地元の大きな書店を覗いてきました。

以前の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の記事 ⬇️ のコメント欄で、ishiJRさんとお話をした時に話題になった、ハードSFの金字塔とも言われている、ジェイムズ・P・ホーガン「巨人たちの星シリーズ」の3冊が、なんと平積みに!

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「巨人たちの星シリーズ」と言われていますが、第1部は「星を継ぐもの」で、続きはこの記事の下の方に紹介した順番になります。最初の3冊で一応は完結したのですが、その10年後に内なる宇宙が追加されました。

 

最初の「星を継ぐもの」の発売は1977年(邦訳1980年)ですから、40年以上も前の本なのですが、昨年夏から秋に「新装新版」が発売になったと東京創元社の X で見たのを思い出しました。最近でもまだ X で話題になったのを見たので、再人気となっているのかもしれません。

(新装新版ということで、カバーと文字の大きさが変わっただけで、翻訳は新しくなった訳ではなさそうです

東京創元社HPより引用

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加藤直之氏による描き下ろしの新カバーと、文字を大きく、読みやすくした新版として4か月連続刊行いたします。『ガニメデの優しい巨人』以降の作品には新たな解説も収録されます。

さらに、未訳のシリーズ第5部にして最終巻『ミネルヴァ計画(仮題)』をこの冬、ついに刊行決定!内なる宇宙』から14年後の2005年に書かれた作品で、シリーズ主人公のハント博士とダンチェッカー教授がマルチバースの謎に挑みます。

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いまだ翻訳されていなかった最終巻「ミネルヴァ計画」が、発売になるというのはうれしい話題ですね。オールドファンもまさか2024年に最新刊が読めるとは思っていなかったかも。(「この冬」となっていますが、2024/01/11の時点でまだ発売されていません)

 

私も少なくとも 2回は読んでいるのですが、また読み直してみようかなと思いました。

もし読み直したら、改めて感想等を書こうとは思いますが、最高におもしろいハードSFだということは間違いないです。

SFに興味があるけれど、これまでジェイムズ・P・ホーガンを知らなかったという方がいらっしゃったら、読む価値はおおいにあると思います。

かなり強く、お勧めします。